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毎月第1日曜日は氣鍼医術臨床講座の研究部です。平成30年度第6回目を開催いたしましたので、本日はその報告をさせていただきます(文責:研修生W)。
開催日:2018/12/02
開催場所:漢医堂三ノ宮分院
講師:葛野玄庵
漢方鍼医会の隅田会長をお迎えして、いつもより少し緊張感が漂いながら始まりました。
鍼灸と言えば整形外科的な疾患を治しに行くイメージですが、経絡治療をやっていくと実力に応じて風邪、インフルエンザ、肺炎や内科、婦人科、泌尿器科など来院される患者さんも多岐にわたるようになってきます。
頑張って自分のものにして下さいねと、叱咤激励を受け、聴講の方もおられらるので、氣鍼医術の基本的な一連の流れを説明、子午、奇経、から本治法までの連動を右腰の前屈痛の例題を質問形式であり午後からの実技に備えてありました。
隅田会長、聴講の先生共に経絡治療はやっておられるので理解度が速く、普段の質疑応答ではない角度からの質問や子午、奇経で流派を超えたディスカッションがありお互いに刺激を受けて理解が深まったようです。
午後からの実技では督脈からのアプローチによる、上肢、下肢への痛み、痺れ、違和感への後方深度検脈法の実際のやり方。を子午鍼法、奇経鍼法からの連動を臨床形式で行われました。
最後に経絡治療の肝である押し手を確認指導して頂き、各自修正出来て明日からの臨床に活かせる貴重な講義でした。
隅田会長、遠方よりわざわざお越しいただきありがとうございました!
▶︎▶︎▶︎平成30年度開催済み講座アーカイブ – 経絡治療脉診流氣鍼医術
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