みなさんご存知のように(知らんか)氣鍼医術の高い再現力は治療家によって結果が変わることのない、ブレない診断法によって保たれています。
その筆頭は脉締(みゃくてい)。氣鍼医術のすべての手技は良脉にたどりつき、脉締を得ることを目的としています。
難経六十九難本治法の証を決めるための、脉締を大前提とした再現力ある、氣鍼医術ならではの診断法、それが腹部の診断5穴を用いた「腹氣鍼診断」です。
5穴の虚実を診るだけで証をほぼ立てることができます(子午鍼法、奇経鍼法との整合性が必要ですが)。
当会代表、葛野玄庵が開発した独自の腹氣鍼診断、このたび商標登録いたしました。
・中脘(肺)
・下脘(脾)
・巨闕(心)/膻中(心包)
・期門(肝)
・気海(腎)
この5種の経穴の虚実を診ることで、証が立ってしまうのです。もちろん虚実を判断するためには正確な脉締に至るための確実な押手と取穴は必要ですが。
なぜこの5穴なのか、というご質問を頻繁に頂戴します。
さあ、なぜこの5穴なのでしょうか。
治療家各々の経験則に左右されることのない、客観的で再現性の高い氣鍼医術、みなさまの臨床にどうぞお役立ください。理論そのものは本当にシンプルなゆえ、治療の成否を左右するのは押手や取穴の手技の正確さとなります。テキストでお伝えするに限りのある部分はどうぞ講座にて実際にご体験ください。
氣鍼医術臨床講座
・普通部(経絡治療の経験ゼロ〜3年)
毎月第1日曜
・玄庵塾(経絡治療の経験3年以上)
毎月第2土曜
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