「先生、心臓の孔(あな)がほとんどふさがってました」、S君のおばあちゃんからのうれしい報告です。
2歳の頃は唇が紫色でホソッコイ子でした。2ミリと4ミリの孔が2つも開いてたのだから無理もない。
担当医は手術も視野に入れた上で、経過観察しましょうとのことだったが、鍼灸治療を続けながら半年ごとに検査してきた。
最初の1年は週2回。チアノーゼ・息切れがなくなってからは週1回。去年1年生になってからは月2回くらいの治療であった。もちろん風邪や食中毒では、その都度治してきた。
そしてこの夏休み、こども病院に1年ぶりに行ってきたことの報告だった。「針の尖ほどの孔はまだあるけど100%大丈夫、運動をどんどんやらせてください。」との主治医に言われたという。
「先生、おかげさまです。本当に感謝です。」というおばあちゃんは、あと2人の孫の世話でてんてこまいの日々である。もちろんおばあちゃんにも治療をさせていただいている。
補足:1次孔型の欠損孔の場合の自然閉鎖は見られないといわれている
初出:2016/08/18
モデル治療満席となりました。見学のみ承ります。
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