え?虚圧痛がなにかを知らない?
そんな子は(どんな?)氣鍼医術臨床講座に入塾しなさい!!
https://kishinijutsu.net/acupuncturist/course/
虚圧痛とは↓これです。
もちろん嘘です。
これのこと、なんていいますか?
しゃもじ、風流に宮島って言われる方もありますよね。
誰もご存知ないかと思いますが、管理人は富山県出身でして、富山ではしゃもじのことを「はんがい」というのです。
関西に出てくるまで「はんがい」が方言とは露知らず。
「はんがい、取って」と言って通じなかった時に初めて真実を知りました。
これと同じように(同じなのか?)井の中の蛙というか自分が当たり前だと思っていたことが、広い世界では実はそうではないのだ、と気づかされることが多いですよねー。
正直にいいます、私は「虚圧痛」が世界共通用語だと思っていました。
氣鍼医術の講座や臨床で「虚圧痛を探せ」と耳タコになっておりました。そんな耳タコワードがまさか氣鍼医術用語だったなんて!!
だって教科書の氣鍼医術用語のとこででわざわざ説明してなかったよ!!
虚圧痛をご理解いただくためには、まず子午鍼法の説明から。
こちらは万国共通の子午流注図です。
いえ、万国共通ではありません(どっちやねん。
氣鍼医術では時間の要素をまったく加味しません。
たとえば肝経に痛みがあるなら、拮抗経絡(これも氣鍼医術用語だったとは!)の小腸経を補います。
いえ、補いません(どっちry。
氣鍼医術では子午鍼法は補法として使われるので、拮抗経絡の用穴には補いをかけますが、世の経絡治療界はそうではないそうですね。
福島弘道先生も子午鍼法を補法としては使われていなかったそうで、では何が行われていたかというと、補瀉の両方なのです。
補瀉が意識されていなかったというほうが的確かもしれません。
雀啄をするかのように鍼を動かす、ということは補になったり瀉になったりしているのです。
「たまたま」補瀉がうまくはまったときに「効く」のです。
これでは再現性はありません。
これが「藪に鉄砲を撃つ」ということです。
https://kishinijutsu.net/2020/06/10/%e8%97%aa%e3%81%ab%e9%89%84%e7%a0%b2%e3%82%92%e6%92%83%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%82%89%e6%ad%af%e7%97%9b%e3%81%8c%e6%b2%bb%e3%81%a3%e3%81%9f%e8%a9%b1/
子午鍼法を補法と定めることにより、氣鍼医術は比類ない再現性と治癒力を獲得することができたのです。
用穴を定める際に圧痛点を探すというのは全世界共通ですが。
いえ、共通ではありません(どっちやねん!!
進化した氣鍼医術では圧痛点を探すことなく、指鍼で見つけることが可能です。
https://kishinijutsu.net/2020/08/12/%e8%85%95%e3%81%ae%e4%b8%8a%e3%81%8c%e3%82%8a%e3%81%8c%e6%82%aa%e5%8c%96%e3%81%97%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%9c%ef%bc%9f/
用穴を患部の子午拮抗経絡に求める。
ということは(どういう?)患部は基本実痛ですから、求める用穴は虚です。
※虚痛、実痛という概念も氣鍼医術にしかないと知り、途方にくれています。
もしも圧痛によって用穴を見つけたとするなら、そこは虚なのです。
みつけた圧痛点は虚なのです。
だから虚圧痛と称されるのです。
ただの圧痛で済ませてしまわずに、虚実をしっかりと意識するがゆえですね。
子午が補法でない、実痛虚痛の区別がない、という世間の治療をみて、正直それが効くという理屈が理解できません。
だから藪に鉄砲を(以下、自粛。
最後までお読みくださりありがとうございます
↑クリックしていただけると励みになります♪