Twitterをされてる方、井上恵理先生のbotがあるのご存知ですか?
https://twitter.com/Inouekeiri_bot
井上先生の著書を読んでいない身としては(読めよ!)その言葉に触れることができるありがたい機会です。
知らないことには「そうなんだ!」と新鮮に感じることができ、既知のことに対しては「そうだよねー」と同意。
しかし、従来の経絡治療の発展形である氣鍼医術的には「ちょっと違うかも」と感じるところも無きにしろあらず。
さて、このようなツイートがありました。
とかく鍼の刺入の深浅は問題があるのですが、症状が強いとつい深くやりたくなるのは、人情の然らしむる所ですが、この人情はいけませんですな。
— 井上恵理 bot (@Inouekeiri_bot) July 29, 2021
本当に情けがあるならば、患者さんにとってもっとも有益と思われる鍼の深度としなくてはなりません。
それを可能にするのが氣鍼医術の脉締です。
その脉締の効果を背部氣鍼において最大限に発揮させるのが後方検脉です。
後方検脉の凄さ、わかるかなー?
氣鍼医術しか知らない管理人はこの凄さが最初わかりませんで、そもそも押手と検脈を同時にしていることがレアで、氣鍼医術では当たり前の1鍼1穴ごとの検脈、これも希少生物なみのようです。
刺せば効果のある鍼で済ませるのではなく、よりコントロールすることによって治療効果が倍増します。
鍼の深度が情で左右されていませんか?
目の前の患者さんの症状にあった的確な深度を脉締によって獲得していただけます。