こんにちは、門前の小僧です。
日進月歩の氣鍼医術、「これはサイコーだぜ!」という技術があったとしても、少しでもより良いものが見つかれば、昨日の「サイコー!」は二番手どころか土俵にも上げてもらえないということが頻発です。
例えば腹氣鍼診断®︎に使用する鍼。
数年まえはチタンの腹寿鍼(ふくじゅしん)が用いられていました。
それがこの1年ですっかり本治鍼にとって代わられました。
↑これが本治鍼と称されているものです。本治法の際にもっぱらこれが使われるのです。
なんで腹寿鍼を使わなくなったんですか?
腹寿鍼、太いやろ?押手をしっかりやらんと気が漏れてまうんや
なるー、細い本治鍼の方がしっかりと押手ができて、気が漏れにくいからなんですね
そういうことや、ま、どんな鍼でも押手はしっかりせんとあかんけどな
呼吸で上下する腹部でしっかりと押手をするのは初学者には難しいのです。診断6穴すべてに同じ圧で押手をする正確さが求められるのですから。
より正確な結果のために腹寿鍼はお蔵入りとなったのでした(たまには出番あります。
↑これは腹寿鍼時代のものです
ご無沙汰の受講生の方が来られたら、以前とは変わっているところがいっぱいあることに驚かれると思いますよ♪