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1:立体3Dツボ押し術
2:生きたツボの取り方
1:立体3Dツボ押し術
Twitterで見つけたんですが
— 氣鍼医術(漢医堂) (@kishin_ijutsu) May 28, 2022
これが非治療家(患者さん)にすごく受けてたんですよ。ツボ見つけやすい、って。
ということは、これまではわかりにくかったということ。
ツボの場所の説明はだいたいが2次元でなされています、その説明だけでは足りなかったということなのでしょうね。指示された場所を押して当たりだった場合の「痛キモチいい感」が得られなかったら、当たりかハズレか判断できない。
2:生きたツボの取り方
氣鍼医術ではこのたび、「生きたツボの取り方研究会」というものが始まりました。より正しい取穴を習得していただくため、葛野代表から丁寧な取穴の指導がなされます。
なぜ、ただの”ツボ”ではなく”生きたツボ”なのか。
国家試験用に教科書に書かれたツボの部位、例えば神門ならば「手関節前内側、尺骨手根屈筋の橈側縁、手関節掌側横紋上。」となります。
上記のとおり神門を狙って鍼を当てたとして、それが正しい場所とは限りません。なぜなら生きた人間のツボの場所は日によって微妙に違うからです。
微妙な違いというだけでなく、選穴そのものが間違っているケースもゼロではないでしょう。
狙ったツボを的確に捉えることができているかどうか、どうやって判断しますか?
氣鍼医術には脉締という揺るぎない判断基準があります。
ツボが合っていなければ、脉は締まらないのです。脉が締まらなければ選穴が間違っているか、正しくツボを捉えることができていないのです。当然、治療効果も得られません。場所が1ミリ違っても脉は締まりません。
↑これは用鍼を選んでいるところです。鍼を皮膚にあて、脉が締まれば用鍼としてふさわしい、締まらなければ他の鍼に変える必要があります。
生きたツボを正確に捉える技術、それを支えるのが脉締です。
脉締の感覚、ぜひ体験なさってください。
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