数あるブログの中から当「氣鍼医術症例ブログ」をご訪問くださりありがとうございます。
氣鍼医術臨床講座の令和4年度第11回を開催いたしましたので、その報告をさせていただきます。
葛野代表の症例報告、右足がない患者さんの幻肢痛を子午鍼法で治したというものです。
ないはずの部位をあるものとして、その部位に対しての子午を行うというなんともシンプルな治療!
キルリアン写真なども引き合いに出され、経絡のエネルギーが残っているのではないかという説明をされました。
巨刺,繆刺が効果的であるかもしれないという考察も。
脾虚腎肝実といえば酒飲みの証のように言われがちですが、実は薬の継続的な服用によっても起きているという事例がいくつか。
鬱病の患者さんの断薬時、C型肝炎の事例などが報告されました。
1年間の講座もこの日が最終、総まとめとして模擬実習が行われることとなりました。
実践さながら、目の前の症状に向き合います。
難経六十九難本治法の習得をメインに、初学者でも使える標治法まで、臨床で様々な症状に幅広く対応できるよう、実力ある治療家の育成を目指しています。
来年度は講座内容改訂のため、新規の募集をお休みさせていただきます。
単発講座などを予定しておりますので、その際は奮ってご参加くださいませ。
今後とも氣鍼医術をよろしくお願いいたします。