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氣鍼医術臨床講座受講4年目の幸田佳祐先生による、漢医堂社(やしろ)本院での研修レポートをお届けします。

症例①
今回、標治法による治療を1名担当しました。
主訴:右腕を回すと、肩井辺りに重だるさ
左臀部から太ももあたりまでの痛み
第6.7頚椎 棘突起間に本治鍼を触れ置き。
脈を診る。
心持ち鍼を浮かせてみると脈が締まるのが確認出来た。
鍼を置いたまま右腕を回してもらうと
「(症状が)なくなりました」との声。

そのまま第4胸椎あたりまで同じ深さで。
同じ高さの右の膀胱経と、患部にも鍼を触れ置き。
さらに軽快に腕を回しておられました。
左臀部の痛みには腰椎棘突起間に氣鍼。
長めに置いていると「良くなりました」との声。
そのままナイトウ式(督脈上連続糸状灸)の点灸に移りました。
症例②
葛野先生と治療後の会話にて
本日の症例のお話を頂きましたので
もう1名。
50代 男性、約1年ぶりの再診。
後頭部痛。右の風池、天柱辺りに圧痛あり。
回旋でも同部位に引っかかり。
整形に受診されており、レントゲンでは異常なし。

第5.6頚椎.大椎に氣刺鍼の2.3辺りでその場で痛みが取れた。
「ああ、良かったわ」という声が、隣のベッドから聞こえてきました。
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