↓お目汚しでスイマセン、管理人の背中です。
ナイトウ式(督脈上連続糸状灸)の痕です。
患者さんに施灸をする際は、内臓を活性化させる作用があります、と言ってます。
ちなみに「ナイトウ」というのは患者さんのお名前です。
なかなか改善しない四肢の症状に、督脈さわったらいけるんちゃうか?という天啓により、患部ではなく督脈への処置によって快癒に向かうようになったのです。
現在は督脈への氣鍼氣刺鍼によってバネ指からゴルフ肘まで治せています。
最近顕著なのは、妙齢のご婦人で姿勢がやや悪くなったがゆえに起きる症状、頚椎への処置だけではなかなか改善しないので胸椎にアプローチ。
頑固なゴルフ肘の症状に血(けつ)を整えるお灸
これがよい働きをしてくれると判明したので、姿勢の悪い妙齢ご婦人へのナイトウ式大サービス月間となったのです。
妙齢な私もその例外でなく、手厚いナイトウ式の洗礼を受けたのでした。
頚椎だけ、胸椎だけ、腰椎だけ、というときはいいのですが、「はい、大椎から腰兪まで、5射」と言われた日にゃあ、15x5=75という計算式が頭の中で繰り広げられます。
ナイトウ式は督脈上の凸凹を狙います。
ナイトウ式の凄さ、わかるかなー?
棘間すべてに施灸をするわけではないですが、大椎から腰兪となると10壮は必要です。5射となるとその5倍です。
お灸マシーンとなって心を無にしてせっせと艾をちねります。
何射するかも脉で判定します。1射ごとに検脉です。もしも5射やっても目指す脉となっていなければさらに1射追加。
老眼の目には辛いものです。
何を始めるにも年は関係ない、と以前は思っていましたが、お灸の習得は若いうちから始められることをオススメです m(_ _)m