こんにちは、門前の小僧です。
得意な証は脾虚腎肝実です。
好きな日本酒は菊正宗です。
好きなワインはスペインのリオハ、テンプラニーリョです。
覚えておいて損はありません。
みなさんご存知のように(知らんか)脉を見るといろいろバレてしまいます。
シラを切って通用する場合もありますが、どうにも誤魔化せないのが飲酒の有無。
飲酒量が脉の硬さにテキメンに反映されます。
昨日は中村泰山先生の治療を受けました。朝起きたら首が痛かったのです。
(脉をみて)どんだけ飲んだらこの固さになるの?
日本酒をほんの500ml
飲酒量と脉の硬さについて貴重なデータを提供できたと思います。
本当にそれだけ?
記憶にある限り
腹氣鍼診断®︎、奇経診断と進めていって下された結論は
飲み過ぎ
飲み過ぎてどこかにぶつけたとか、転んだとかではありません。
飲み過ぎのせいで督脈がへたったゆえの首の痛みです。
みなさんご存知のように(知ってるよね!)、後屈痛は督脈病症であるケースが多いです。
飲み過ぎで絶賛脾虚腎肝実状態、ということは肝は実です。
肝が実ということは、督脈は虚です。
督脈の虚実をすぐに答えられますか?
虚した督脈が頭を支えきれず、普段なら平気な動きでもちょっとしたことでダメージくらったのであろう、という診断でした。
飲み過ぎると首が痛くなる、新たな知見を得ることができました。
身を挺してのデータ提供、これこそが臨床です(違。
臨床結果を最優先して、古典の内容をアップデートしている氣鍼医術、是非とも皆様の臨床にお役立てください。
伝統鍼灸の発展的形態、それが氣鍼医術です。経絡治療を実践なさっている先生方にこそ、体験していただきたいです。
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