1に脉締、2に脉締、3、4がなくて5に脉締。
超シンプルな子午鍼法です。
誰にでもすぐにできる、といっても過言ではありませんが。
が。
その(どの?)超シンプルな子午鍼法の成否を左右するものがあります、それが脉締(みゃくてい)です。
いえ、脉締ではありません(どっちやねん。
脉締に到達できるかどうかを左右するのは取穴と押手の正確さ。脉締にたどり着けない原因が何であるかを見極めれることも重要です。
取穴と押手がちゃんとしていれば、脉締するはずなのです。鶏が先か卵が先か、脉締していればその時の取穴と押手はいけてるのです。
経絡治療をなさっている治療家でしたら六部定位脉診をされていますが、氣鍼医術の脉状診に戸惑われることが多いです。ましてや脉締の感覚はなかなか掴んでいただけません。脉診にまったく馴染みのない方は、力強い拍動を良脉だと判断しがちです。
氣鍼医術が治療で目指すのは脉締、良脉です。脉締していれば、良脉になっていれば、症状は改善しています。鶏が先か卵(ry)、症状が改善してれば、その時の脉こそが良脉、そして脉締しているのです。
中村泰山先生に尋ねました、脉締がわからないって方が多いですけど、どうしたらわかっていただけますかね?と。
子午やるやんか
ほんで、上がらんかった腕が上がるようになったとするやんか
そんときの脉が脉締してる脉やろ?
なるー!!!!
実痛がある場所が何経絡であるかを読み間違えていなければ、拮抗経絡から補すべき経穴は判断できます。腕があがるように取穴と押手を整えればいいのです。
腕があがらなければ、あがるようになるまで取穴と押手を整えていけばいいのです。だって子午は効かないことはないのですから。
望ましい取穴と押手、ああやって、こうやって、と口で説明するのは難しいものです。
口で言うてわからんのやったら体に教えたろか!!
とういことで(どういう?)脉締、正しい取穴・押手を実際に臨床や講座でご体験ください。
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