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毎月第1日曜日は氣鍼医術臨床講座の普通部です。平成30年度第9回目を開催いたしましたので、本日はその報告をさせていただきます(文責:研修生W)。
開催日:2019/01/06
開催場所:漢医堂三ノ宮分院
講師:中村泰山
今日は中村泰山先生の講義でした。新年一回目は、常日ごろの総復習。
難経69難を3Dで考えるには、泰山先生の頭の中のイメージを図式化して頂きました。
子午鍼法の時のイメージや、本治法の時のイメージをイラストにて、説明して頂き各々は納得の様子。
単純にシーソーのイメージしかなかったですが、五臓六腑のシーソーなんですね。
午後からの実技は、座位で子午鍼法から本治法を導き出す方法をペアで行いました。
以下、サイト管理人Cより補足。
どんな質問でもいいですよ、と泰山先生が言ってくださったので、超ビギナーな私が無知蒙昧を全開に質問させていただきました。
行き詰まっているのは、子午と奇経の連動。
いえ、行き詰まっていません(どっちやねん)。奇経のパターンを憶えていたら子午の結果から脊髄反射で対応する奇経グループがわかるはずなのです。憶えていない私がダメなだけなのですが。
が。
丸覚えをするのではなくて、子午流注図をもとに目から鱗が落ちるような説明をしていただけました。
大切なところにボカシをしているケチな私をお許しください。従来の子午流注図に泰山先生が気づかれたことを書き足したもの、この図に子午と奇経の連動のすべてが言い尽くされているのです。
前述の3Dの図の説明も、本治法の証立てをたいへんわかりやすくするものでした(これは泰山先生が独自に編み出されたものだそうです)。
こんなすごいこと、私なんかが知っていても猫に小判、豚に真珠もいいところです!
腕利治療家のみなさま、どうぞ、結石も下ろせる難経六十九難本治法をご自身の治療にお役立てくださいませ。
▶︎▶︎▶︎平成30年度開催済み講座アーカイブ – 経絡治療脉診流氣鍼医術
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