金鍼をいただきました!
鍼をくださったのは 天満橋鍼灸整骨院 の西先生です。
西先生、ありがとうございます!腕が足りない分は道具で補え、ってことですよねw
猫に小判とならぬよう、豚に真珠とならぬよう、小判や真珠にふさわしい腕となるように精進いたします!
この金鍼、先が丸くなってるのおわかりでしょうか?
普通の鍼と比べたら、先が尖っていないのがお分りいただけるかと。
尖がっていないので、刺さりません。これは「刺さない」子午鍼法で用いられる鍼なのです。
もちろん普通の鍼も使用しますが、より子午鍼方に適した鍼なのです。
氣鍼医術は
微鍼をもって皮膚にやさしく語りかけるがごとく『経穴上空』から、もしくは『極く浅く接触・刺入』し、経絡における『氣』の補瀉調整をおこない病苦を除去する『極浅し刺の鍼灸術』
です。滅多やたらとブスブス刺しません。
そもそも氣鍼とは
人体を衛る気を常に意識し、上皮の厚さ、まぶたの薄さを考慮しながらの微妙で繊細なはり治療
です。まぶたの薄さとは解剖学的には0.06〜0.09ミリです。この微妙な操作にブスブス刺すことは必要ないのです。っつか、むしろ邪魔?
また、鍼灸にあまり馴染みのない患者さんの、刺されると痛いのでは?という恐怖は想像以上です。刺さない鍼というのは、患者さんの不安を大いに軽減してくれますね。
従来の子午鍼法から時間の要素を取り払った、拮抗経絡でのみ診断できる簡単明瞭な子午鍼法、ぜひ皆様の治療にお役立てくださいませ。
文責:氣鍼医術サイト管理人C
11/18は子午鍼法実践講座を開催いたします。
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