数あるブログの中から、当「氣鍼医術症例ブログ」をご訪問いただきありがとうございます。
毎月第2日曜日は氣鍼医術臨床講座の研究部です。平成30年度第5回目を開催いたしましたので、本日はその報告をさせていただきます(文責:研修生W)。
開催日:2018/10/14
開催場所:漢医堂三ノ宮分院
講師:葛野玄庵
治験例の紹介から始まり、64歳男性で不整脈、足浮腫などの主訴、病院で服薬中、腎機能クレアチニン高値、このままだと透析が免れない状態の患者。
2回目の治療で結脈が半分とクレアチニンが下がる。3回目尿の量が増えて足浮腫もほぼ無し。5回目で心電図が全く正常に変化。と氣鍼(接触鍼)程度で予後良好な症例をお話し頂いた。
最近では、本治法の腎実瀉法のやり方を少し変えたとの事。ニューバージョンにて、患者さんの負担も少なく、施術側も今までよりも簡単に処理できるようになって進化していた。
精神的な疾患の患者さんには、刺さずに空中で行うなど、氣を動かす氣鍼医術ならではの鍼灸ですね!
質疑応答があってからの、実技では症状のあるものが患者になり行われました。
葛野代表に脈の確認をして頂きながら行うが、脈締が簡単なようで難しく感じる。上級者でも難症例に難渋する場面もあり、軌道修正して頂きながら学ばせて頂けた一日となりました。
▶︎▶︎▶︎平成30年度開催済み講座アーカイブ – 経絡治療脉診流氣鍼医術
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