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毎月第2日曜日は氣鍼医術臨床講座の研究部です。平成30年度第3回目を開催いたしましたので、本日はその報告をさせていただきます(文責:研修生W)。
開催日:2018/06/10
開催場所:漢医堂三ノ宮分院
講師:葛野玄庵
今日は、漢医堂にて行われました。氣鍼医術は脈診が重要なので、お脈の話から始まりました。赤ちゃんの心拍数から大人のスポーツ心臓の事やら脈について、皆さん思いが深まったと思います。
実技を始める前に、もう一度姿勢から押し手、検脈、整脈不問診断で患者さんの状態が分かるようにを意識して実技を行うように葛野代表のワンポイントアドバイスを受けた後グループに分かれて実技が行われました。
ところどころで修正を頂きながら滞りなく終了して、最後は質疑応答と今日の実技の考察をして頂き脈締について深まった一日となりました。
管理人Cによる追記:
いつもは撮影係の管理人ですが、この日は朝に胸の痛みがあったので、患者役をさせていただけることになりました。
どんな症状で治療をしていただいてもいつも脾虚腎肝実となるので、どうせまた脾虚腎肝実でしょ、と言ったのが余計だったようで、腹氣鍼診断の後の奇経診断で治療してくださったY先生にいらぬ時間をとらせてしまいました!
さて、専門用語の語彙がない素人ならではの書き方をいたしますが、間違ったこと書いてたらごめんなさい、脾虚腎肝実であると推測されるなら、奇経診断は 外関ー陥谷 となるらしいのですね(らしい、としか言えない)、Y先生は外関と陥谷にテスターを貼られたのですが、脈が締まらない。
ありー、違うのか。
左右を変える、NSを逆にする、ツボを変える、ありとあらゆる組み合わせを試しても脈が締まらない。結局締まったのは、全く想定外の 公孫ー内関。
公孫グループは胞中を纏う、男性なら前立腺、女性なら婦人科に変動があるシルシ。さー、私の子宮の中で一体なにが起きているのか!何が起きたのか!!
主訴であった胸の痛みですが、どうやら狭心症の発作だったようです。小沢への刺絡にて治療は終わりました。Y先生、ありがとうございました!
▶︎▶︎▶︎平成30年度開催済み講座アーカイブ – 経絡治療脉診流氣鍼医術
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