アレができない、って患者さんが来られまして。
アレてなんや、アレて。
なんて言ったらいいのか、指パッチンみたいなやつ、とかって検索してみたんですけど、どうにもわからないのでgifを作りました。
ああ、コレか。
そう、ソレです。母指と示指の間が拡がらないそうなのですよ。
これはバネ指と同じや、督脈症状やな。
そう、大椎のあたりをなんやかんやされていました。
なんやかんやて何や、なんやかんや、て!ちゃんと説明せんかいな!!
す、すいません!デルマトームでは母指はC6、示指はC7なので、そこに氣鍼がなされていたはずです!!
ゴラァ!デルマトームてなんや、デルマトームて!!仮にも経絡治療に携わるもんがそんな現代医学的な用語つこうたらあかんやんか!!!
ゴメンナサイ、ゴメンナサイ
氣鍼医術では、C6とC7の間が大椎、C7の下が下(しも)大椎、C6の上が上(かみ)大椎でちゃんと定義されてるんやで。
患部を触らずに痛みがとれると、患者さんびっくりされますよね。
指先に近づけば近づくほど症状は重いから、必然的に鍼の刺入も深くなるわな。さ、その深さはどうやって決めるんやったっけ?
後方検脉です!
https://kishinijutsu.net/2018/08/10/%e5%be%8c%e6%96%b9%e6%a4%9c%e8%84%89%e3%81%ae%e5%87%84%e3%81%95%e3%80%81%e3%82%8f%e3%81%8b%e3%82%8b%e3%81%8b%e3%81%aa%e3%83%bc%ef%bc%9f/
痛みの部位から督脈のどこを触るべきか特定する、そして後方検脈によって氣鍼にするか氣刺鍼にするか、鍼の深さも決定する。これでばっちりや!!
督脈病症でバネ指から起立性調節障害まで、いろんなもの治せますね♪
最後までお読みくださりありがとうございます
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