飼ってる文鳥に指を噛まれて痛いので、自己治療をしました。
嘘です。
朝、オフトゥンの中で目覚めた時点で左の小指が痛かったのです。
起床時の不調は寝てる間に何か起きたシルシ。
どうせ(どうせって!)督脈病症だとは思いましたが、とりあえず布団の中でそのまま指鍼で子午をしました。
痛むのは左の小指①、小腸経と判断して拮抗経絡は肝経、右の郄穴である中都②に指をあてたところ、痛みは7割方なくなりました。いかんせんオフトゥンの中なので指のNSを確認していませんでしたが、7割へったのでヨシとしました。後ほど確認しましたところ、たまたまN指を使っていたようです。
オフトゥンから出て続きをすることにしました。
子午が 小腸(実)左ー肝(虚)右
肝虚であるなら奇経は後谿(N)ー申脈(S)と推察したところ、脉締を得ました。
証は 肝虚肺虚症右同側です。全て原穴を用いました。
1:肝経(太衝)を補う
2:肝経の母経である腎経(大谿)を補う
3:肺経(太淵)を補う
4:肺経の母経である脾経(太白)を補う
この時点で痛みは9割方とれていました。
さて問題の督脈病症です(問題なのか。
みなさんご存知のように(知らんか)氣鍼医術では大椎のほかに上大椎、下大椎と定義されています。
例えが適切ではありませんが、デルマトームのように
上大椎:大腸経
大椎:三焦経
下大椎:小腸経
と対応しています。
痛みは小腸経でしたので、下大椎を狙うこととしました。
が。
いかんせん一人でやるのは難しい。
が。
痛みの場所が左小指ということが幸いして、かなり無理な姿勢ではありましたが検脉しながら氣鍼を下大椎に施すことができたのです。やればできるもんですねー。
※背中の下大椎に刺してると空目してください
痛みはほぼゼロとなりました。
子午で7割、本治法で9割、督脈の氣鍼で10割。ひょっとするといきなりの督脈氣鍼で8割方治ってしまっていたかもしれませんが。
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