みなさんご存知のように(知らんか)子午鍼法は「効かない」ということがありません。
子午が効かないのは、取穴が悪い・経が間違っている・押手が悪い、のいずれかです。
大切なことは2度言います。
子午が効かないのは、取穴が選経か押手が間違っているからです。
押手のポイントは、母指と示指が満月になっているかどうか、母指端と示指端の間に隙間ができていないかどうか。
そして母指と示指以外の3指による保持がしっかりしているかどうか、です。
見逃されがちな3指ですが、これがしっかりしていないと母指と示指もぶれてしまい、氣が漏れてしまうこととなります。
子午鍼法は補法ですので、氣が漏れてしまうと効かないのは当然です。
⬇︎氣鍼医術以外の経絡治療家の押手
⬇︎当会葛野代表の押手
違いがお分かり頂けますでしょうか。
反月か満月かはもちろんのこと、3指でのホールドが全く異なります。猫の手になってしまっていますね。これでは患者さんが体を動かしてしまったら、押手もぶれてしまうのです。
押手のトレーニングにはビンを持つのがおすすめです(中身が入っていればなおよし)。画像はシェリーですが、ワインでも日本酒でも焼酎でも無問題です。
3本の指でしっかりホールドすれば、満月にして母指と示指の間に隙間ができないようにすれば、あなたの子午は威力を倍増することでしょう。
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