こんにちは、雨が降ろうが槍が降ろうが、万年脾虚腎肝実証の私がやってきましたよ!
うちの脾虚腎肝実ちゃんはとても仕事熱心。私にいろんな症状をもたらしてくれるのです。
先日なんてですね、胸が痛むのですよ。
咳もなければ熱もない、でも胸骨体のあたりに嫌な重みがずっとあるのです。抑えると痛い箇所も。どっかぶつけたかな?と見てみても打ち身の形跡もなし。
乳がんだったらどうしよう!
肺がんだったらどうしよう!
コロナだったらどうしよう!
青ざめて中村泰山先生の治療を受けにいってきました。
症状を訴えると、時節柄中村先生も心配そう。
しかし。
2〜3のツボを指鍼して「はいはい、またいつものやつ(飲み過ぎ)ですね」と。いつもの脾虚腎肝実です(がっかり。
胸の痛みはど真ん中ではなくちょっと左寄り、腎経です。
本治法が終わった後もその痛みが取れず、標治法の氣鍼で瀉法をしていただきましたが痛みの場所がコロコロと変わり、10箇所ぐらい。
しつこいなー、ちょっと試しにこれやってみよか、ととあることをされました。
すると、痛みはその場で消失。
パイオネックスの針長0.6mmが痛みの箇所に貼られていました。
置き鍼は補法で使うことが多いと思っていたのですが、胸の痛みは実。なんで?と不思議な顔をしたところ
置き鍼は深ければ瀉、浅ければ補として使える場合がある。0.6を貼ったら脉が締まったので、これで大丈夫でしょう、とのこと。
使える場合がある、というのがミソですね。使えるかどうかはもちろん脉締で判断。
氣鍼でなかなか取れない痛みが置き鍼で取れたという症例でした。
いやー、私の脾虚腎肝実ちゃんは今日もいい仕事をしてくれましたよ♪
最後までお読みくださりありがとうございます
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