数あるブログの中から当”氣鍼医術症例ブログ”をご訪問いただきありがとうございます。
毎月第2土曜日は経絡治療の経験が4年以上の方を対象とした玄庵塾です。令和2年度の第8回を開催いたしましたのでその報告をさせていただきます。
開催日:2021/02/14
場所 :漢医堂三ノ宮分院
講師 :葛野玄庵
督脈への1穴、もしくは数穴で様々な症状を霧散させてしまう「督脈病症」がどんどん進化しています。
肩と肘の間、肘と手首の間など、これまでは患部を直接触っていた症状なども督脈へのアプローチで対応しています。
玄庵塾は経験豊富なベテラン揃いですので、症例報告などのあとはすぐに臨床実習です。
腰から臀部の痛みを訴える受講生。
↑奇経診断です。平鍼を用います。
↑督脈への氣鍼です。
選穴が大切なのは症状を問わずですが、督脈病症の場合は特に入念に圧痛点を探します。
棘間の凹部に氣鍼を施します。
もちろん後方検脉です。1鍼1穴ごとに検脈をするのが氣鍼医術の特徴です。
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督脈病症の始まりとなったのは、ナイトウ式と呼ばれている督脈連続糸状灸です。督脈を触ることによって、督脈上ではない症状に多大なる影響があることがわかったからです。
難経六十九難本治法が氣鍼医術のエースなら、督脈病症は標治法のエースです。
氣鍼医術では来年度の受講生を募集しております。
整形疾患のみならず、慢性病、内臓疾患にも対応する氣鍼医術を臨床にお役立てください。
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